結婚式場の種類は大きく４つ！それぞれのメリット・デメリットは？

どんな結婚式にするのかという点に大きな影響を与える結婚式場。
どこで結婚式を行うのかはよーく検討して決定したい事項の一つですね。

結婚式場の種類は大きく分けて「ゲストハウス」「専門式場」「ホテル」「レストラン」の4つ。
それぞれの結婚式場の特徴や、メリット・デメリットをご紹介します。

【貸切邸宅でオリジナルウェディング】ゲストハウス

一軒家を丸ごと貸切って挙式や披露宴を行うことができるゲストハウスウェディングは人気です。結婚式専門のゲストハウスであれば、挙式や披露宴のための設備も最新で充実していることが多いです。
まるで新郎新婦の新居にお招きしたようなアットホームな雰囲気の中で、自分たちらしい自由なスタイルの結婚式を行うことができます。
一軒家を丸ごと貸切りにする場合は他のカップルとのすれ違いを心配することもありません。

敷地全体をコンセプトに合わせてコーディネートしたり、ガーデンでの立食スタイルにしたりと内容や演出も自由に決めることができます。
ゲストハウスには庭園やプールが付いているものもあり、リゾート感もたっぷり！普段味わうことのできない非日常感を満喫することができます。
写真映えスポットがたくさんあるのも嬉しいですね。

結婚式のコンセプトやコーディネートの自由度が高いため、親族・会社関係を招待するフォーマルな結婚式から、友人を中心に楽しめるカジュアルな結婚式まで、希望する結婚式の内容に合わせアレンジできるのが魅力。

貸切のため、一日に結婚式を挙げられる組数が限られているので予約をとることが難しい場合があります。

ゲストハウスの費用目安
平均370万円　（招待人数70～80人程度の場合）
※楽天ウェディング「結婚式の費用・相場」より

ゲストハウスのメリット
・完全貸切のプライベートウェディングにすることができる
・内容や演出の自由度が高くオリジナルウェデイングをすることができる
・貸切なので、他の新郎新婦やゲストと顔合わせることがない
・写真映えするスポットが多数ある
・フォーマルな雰囲気の結婚式からカジュアルでアットホームな雰囲気の結婚式まで、新郎新婦のイメージに合わせた結婚式を創ることができる
・設備が最新で充実している

ゲストハウスのデメリット
・完全貸切のため組数に限りがあり予約することが難しい
・宿泊施設がないので別に手配する必要がある

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【結婚式のみを専門に扱う施設】専門式場

「専門式場」は、結婚式を行うことを目的に作られた専用の施設です。
そのため挙式会場、披露宴会場が一つの敷地内に揃っているのが特徴。それぞれのテーマやコンセプトに合わせた挙式会場や披露宴会場を複数もち、神前式用の神殿や、リゾートのような披露宴会場まで、会場の種類がたくさんあるので希望に合わせて選ぶことができるのも嬉しいですね。

また、料理・演出や装花などセット料金が設定されており、忙しくて準備にあまり時間が割けないようなカップルでも安心してお願いすることができます。

ただし、会場のコンセプトがはっきりとしている分、そこから大きく離れるような内容や演出を行うのは難しいかもしれません。
宿泊施設はないので、遠方から来るゲストに対しては別途ホテルなどの手配が必要です。

専門式場の費用目安
平均306万円　（招待人数70～80人程度の場合）
※楽天ウェディング「結婚式の費用・相場」より

専門式場のメリット
・結婚式に必要な設備がしっかりと整っている
・料理・演出や装花などセット料金が設定されている。

専門式場のデメリット
・希望に合ったコンセプトの会場を選ぶ必要がある
・宿泊施設がないので別に手配する必要がある

【挙式＆披露宴の定番】ホテル

昔は「結婚式と言えばホテル」というほどホテルでの結婚式が定番でした。
色々な選択肢が増えている現在でも、ホテルウェディングには根強い人気があります。

結婚式に限らず、日々多くのゲストをおもてなししているホテルには大小の宴会場に限らず、神前式用の神殿、美容室や衣装室など様々な設備が揃っているのでスムーズに結婚式を進めることができます。

格式の高いホテルならご両親や年配の親戚の方にも安心して結婚式に参加してもらえますね。

普段から講演会や宴会等、数百名単位での催しを受け持つホテルの宴会場は大人数での披露宴にも十分な広さが。仕事関係の招待客や遠方からのゲストが多い場合は宿泊もできるホテルウェディングは魅力的ですね。宿泊料の割引がある場合も。

ただし、ホテルウェディングでは決まっているプラン以上の個性的な演出が難しい場合や、ドレスや料理など外部からの持ち込みに費用がかかる場合があり、オリジナリティの高い結婚式を行うのには向いていない場合があります。
元々は宿泊施設のため、控室からチャペルへ、チャペルから宴会場へ、というように花嫁のお色直しの移動時などに移動距離が長く、導線が良くないことも。
また、会場数の多いホテルでは一日に何組もの結婚式が行われることも多く、式当日の移動の際、他のカップルやゲストとすれ違うこともあります。

ホテルの費用目安
平均330万円　（招待人数70～80人程度の場合）
※楽天ウェディング「結婚式の費用・相場」より

ホテルのメリット
・ホテル内にチャペル、宴会場、美容室、衣装室などが揃っていて便利
・宿泊も一緒に手配できるので便利
・格式、知名度が高く安心感がある

ホテルのデメリット
・内容や演出の自由度が少ないケースがある
・控室から会場までは通常の通路などを通り、導線が良くないホテルもある
・同じフローに多数の披露宴会場があるため、他の新郎新婦と鉢合わせをしてしまう可能性がある。