結婚式を挙げない代わりに記念になることは?おすすめをご紹介
こんにちは! 全国にウエディングステージを展開する「スタイルズ」です。
近年、結婚式への考え方も多様化が進み、定番やしきたりにとらわれないやり方で、新しい人生を始めたいと考える方が増えています。
そんな中、最近耳にするのが「ナシ婚」です。
「ナシ婚」は結婚式を挙げないことを指しますが、「結婚式を挙げないで後悔しないかな」「結婚式を挙げない代わりに何かできないだろうか」など、気になる点はたくさんありますよね。
そこで、今回は結婚式を挙げない「ナシ婚」についてのお話です。
「ナシ婚」を選ぶ一般的に多い理由や、結婚式を挙げない代わりに記念になるアイデアなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚式を挙げない「ナシ婚」とは?
結婚式を挙げない「ナシ婚」は、挙式や披露宴を行わずに結婚することを意味します。
2022年に実施された「結婚総合意識調査2022(リクルートブライダル総研調べ)」によると、挙式や披露宴の内容について「定番やしきたりにとらわれず、自分達の価値観にあった自由なやり方をすれば良い」と思う方の割合が52.5%となっています。
この考え方は年々増加している傾向にあり、結婚式や披露宴に対する考え方が多様化していることが伺える結果です。
結婚式を挙げない理由とは?
では「ナシ婚」をするカップルは、どんな理由で結婚式を挙げないことを選んだのでしょうか。
主に、次のような理由があげられています。
- 授かり婚であること
- 挙式費用などの資金不足
- 挙式よりも他のことにお金を使いたい
- 人前で注目を浴びることが恥ずかしい
- 新型コロナウイルスの影響
「妊娠中に身体に負担をかけたくない」「新型コロナの感染が心配」というような、やむを得ない事情や、「同じお金をかけるなら挙式よりも旅行にしたい」「そもそも挙式費用が足りない」といったお金に関する理由があげられています。
また、最近では年齢が高くなってからの結婚や再婚が多い現状から、あまり目立つことをしたくないと考え、入籍だけで済ませる方も少なくないようです。
結婚式を挙げないで後悔する理由
一方で「ナシ婚」を選んだカップルの中には、やっぱり何かしておけば良かったと後悔する方もいます。
その理由として、以下のような声があがっています。
- ウエディングドレスや結婚式ならではの着物を着てみたかった
- 家族や親族に披露しておきたかった
- 記念に残ることをしておけば良かった
結婚式に着るウエディングドレスや着物は、憧れる女性も多いもの。
挙げないと言ったものの、周りで結婚した友人のウエディングドレス姿を目にして、やはり挙げたかったと感じるケースもあるようです。
また、家族や親族からウエディングドレス姿を見たかったと言われた、結婚式をしないと結婚をした実感が少なく、節目として記念に残ることをしておけば良かったという声も多いです。
こういった後悔につなげないために、次で結婚式を挙げない代わりにできる「記念に残ること」を、ご紹介していきます!
ナシ婚について、さらに詳しく知りたい方は「結婚式を挙げない選択肢はあり?『ナシ婚』のメリット・デメリット」も参考にしてください!
結婚式を挙げない代わりに記念になることは?おすすめをご紹介!
先ほどもお伝えした通り、盛大な結婚式を挙げない場合でも、何か代わりに記念になることをしたいと考える方は多いです。
そんなカップルにおすすめのアイデアをいくつかご紹介しましょう。
- フォトウエディング
- 家族や親族のみの食事会
- 結婚記念の品物を用意する
- 新婚旅行
このようなアイデアは1つだけで行うこともできますが、組み合わせて行うのもおすすめです。
例えば、フォトウエディングと食事会を組み合わせれば、ウエディングドレスや着物を着た写真を残すことができるのに加え、家族や親族への報告とお披露目ができます。
また、2人もしくは家族のみで小さな結婚式を行い、その後食事会を開催すれば、アットホームに結婚の節目を祝うことができるでしょう。
結婚式場などの会場やブライダルサロンなど、場所によっては組み合わせたプランを設定しているところもあり、相談することで希望に合わせたウエディングを実現できます。
では、それぞれのアイデアを詳しくご紹介していきましょう。
フォトウエディング
結婚の記念にウエディングドレスや着物を着たい、と考えるカップルに人気なのが「フォトウエディング」です。
結婚式を挙げなくても衣装を着てチャペルなどでも撮影でき、結婚式の雰囲気も味わえます。
また、屋内のスタジオでの撮影だけでなく、希望の場所でのロケーション撮影も可能なため、思い出の地やロマンチックな風景をバックに、非日常感のあるおしゃれな写真が叶います。
2人の都合の良い日に撮影できるため、仕事が忙しい、時間をなかなか作れないというカップルにもおすすめです。
結婚式を挙げるよりも低い予算で収まる点も人気のポイント。
プランによっては数万円から叶います。
家族や親族のみの食事会
家族や親族への報告と顔合わせのために、食事会を開催するケースも多いです。
お互いの家族や親族とのつながりも意識していくことが、夫婦円満の秘訣にもなります。
結婚以外でお互いの家族や親族が集まる機会は少ないので、結婚の節目に顔合わせの機会を作るのはおすすめです。
食事会は、結婚式場などでも式を挙げずに食事のみを提供するプランを行っているところもあるので、チェックしてみましょう。
一般的には、結婚式のような華やかな飾りつけや演出はせず、少人数で美味しい料理を楽しみながら和やかな時間を過ごします。
結婚式場の場合、食事会プランにドレスや着物が入っているケースもあるので、そういったプランを選べばより節目としての記念になるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は「結婚式をしない場合は食事会がおすすめ!内容や準備など進めるポイント」もご参照ください!
結婚記念品を用意する
わざわざイベントやパーティーを準備せずに、2人でけじめを付けるという意味の結婚記念品を用意するアイデアもあります。
結婚指輪を特別なものにしたり、おそろいの腕時計やネックレスなどを準備したりするのも良いでしょう。
また、自分たちだけでなく、両親へプレゼントを渡すのもおすすめです。
部屋に飾ることのできるプリザーブドフラワーや、自分たちが生まれた時の体重のぬいぐるみ、フォトスタンドなどが人気です。
感謝を伝える手紙とともに贈るのも良いでしょう。
新婚旅行
結婚式を挙げない理由に「他のことに使いたい」というものがあるように、結婚式と新婚旅行にかかる資金を比較して、新婚旅行を選んだカップルも多くいます。
新しい生活が始まり、特に子どもが産まれれば、2人で旅行に行くことも難しくなりますので、思い切って行きたい場所に旅行するのもおすすめです。
2人だけの結婚式というのもあり
結婚式を挙げない代わりのアイデアとしては、ずれてしまいますが、人前で目立つのが恥ずかしいと考える方や、再婚などの理由であまり大きなことはしたくないという方、予算をあまりかけられないという場合におすすめなのが、2人だけの結婚式です。
ここ数年は新型コロナウイルスの影響もあって大勢で集まるのが難しいこともあり、2人だけ、呼んでも家族のみといった小さな結婚式の需要が増えています。
小さな結婚式は大幅に費用を抑えられ、スケジュールも平日であったり、2人の都合の良い時に行えます。
式の内容がとてもシンプルになることにこだわりがなければ、気兼ねなく結婚式を挙げられる、おすすめの方法です。
結婚式を挙げない場合でも必要なことは?
結婚式は、結婚という節目のけじめという意味もありますが、家族や親族、友人や仕事関係社への報告とお披露目をする目的もあります。
また、結婚式という大きなイベントを2人で乗り越えることで、価値観を共有したり、絆を深めたりという意味でも、重要な機会といえるでしょう。
では、結婚式を挙げない場合に、必要な報告や気をつけた方が良いことについても、ご紹介します。
家族や親族への報告
結婚をするということは、新しく家族になるということです。
結婚式を挙げなかったとしても、家族や親族に報告とお披露目をすることは最低限のマナーといえるでしょう。
家族や親族に報告する場合、できれば2人で直接会って伝えることが理想的です。
遠方に住んでいたり、スケジュールがどうしても合わなかったりというような場合は、電話や手紙などで丁寧に伝えましょう。
友人・職場の人への報告
家族ができることで、友人とのつきあい方も変わったり、仕事上でも手続き関係も含めたさまざまな変化が起こります。
そのため、友人や職場の人への報告もマナーの1つです。
同世代の友人であれば、メールや電話などで報告するケースが多いです。
職場の方へ報告する場合は、①直属の上司②上長③先輩・同僚④人事・総務というように、伝える順番もあります。
社員数が多い会社であれば、上司から報告してもらうパターンもあるようです。
結婚報告のマナーについては「結婚報告のタイミングとは?マナーや確認事項も要チェック!」でも詳しくご紹介しています。
結婚式を挙げない代わりに記念に残ることを!
近年、経済的事情や授かり婚、コロナの感染状況などと合わせて、結婚式の多様化の傾向も重なって結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択する方が増えています。
その一方で、実際に「ナシ婚」を選んだカップルの中には、何もしなかったことに後悔する方もいますので、結婚式を挙げない場合でも、代わりに記念になることをするのがおすすめです。
結婚式を挙げない代わりの記念として、フォトウエディングと合わせて家族・親族のみの食事会を開催したり、小さな結婚式と食事会を組み合わせたりなど、さまざまなアイデアがあります。
特別な結婚記念品を用意したり、思い切った贅沢な新婚旅行を企画したりすることなども、良い思い出となることでしょう。
結婚式を挙げない選択をした場合でも、家族や親族を始めとした関係者への報告は最低限のマナーです。
2人でよく話し合い、後悔なく新しい生活をスタートできるよう準備をしましょう。